心花では、なぜフェイシャルエステがストレスに良いと説明しているのでしょうか？それには、「皮脳同根（ひのうどうこん）」という考え方があるからです。
発生学において、ヒトの受精卵が８週目までに３つの胚葉に分割する際、そのうちのひとつである外胚葉には、皮膚・神経（脳、脊髄、末梢神経）・感覚器（視覚・聴覚など）が含まれます。
つまり、生命が誕生して間もない段階から、皮膚と脳には深い結びつきがあると言えます。
ストレスを感じ取り、それに対応する働きを体中に司令を出してコントロールするのは、「脳」なので、脳の疲れを癒すことが全身のストレスの解放につながり、また、その逆の効果も起こるというわけです。
多くのエステやマッサージなどでこの考え方が応用され、皮膚からの心地よい刺激を脳にも伝え、心と身体のリラクゼーションをもたらす施術が行われています。
特に顔・手などの感覚の鋭い部位が脳と関わっている割合は、それぞれ脳全体の３分の１ずつを占めているとされ、フェイシャルやハンドエステが非常に脳に効果的だということがわかります。
さらに、お顔や手は、常に目で見て確認できる部分です。
そこが「美しく健やかである」と実感できれば、それだけでも脳にとってのリラクゼーションにつながるのです。